シアリスの持続時間とその効果

シアリスは有効成分をタダラフィルとした経口のED治療薬で、PDE5阻害薬に分類されており、勃起不全をサポートするために開発されました。
シアリスには5mg、10mg、20mgの規格による3タイプがあり、医師から処方されるのは10mgと20mgの2タイプとなります。
成分のタダラフィルには白い粉末で水に溶けない性質があり、服用後もなかなか効果が発揮されず、血中濃度到達時間が30分~4時間と人によって大きな違いが出るのが特徴です。
そのため、服用するタイミングが難しく、性行為の直前で飲んでも効果が出なかったというケースも少なくありません。
しかし、シアリスの特徴は半減期の長さにあり、持続時間は10mgで20~24時間、20mgでは30~36時間もの効果があります。
長時間の作用があるため、服用するタイミングは3~4時間前でもよく、もっと大雑把に言えば、夜の行為のために朝から服用しておくという方法もとれます。
効果時間が長いので、勃起しっぱなしになるのではと心配になるかもしれませんが、シアリスは従来のED治療薬と同様に、外部からの性的な刺激や興奮を受けない限りは、勃起に繋がることはありません。
勃起そのものは性的興奮が起こると、内部でcGMPと呼ばれる平滑筋を緩める物質が増えます。
その結果、海綿体に血液が流れ込み、勃起が促されるのですが、射精などで興奮が収まると、cGMPを分解する酵素PDE5が分泌され、血液を戻して萎えた状態に戻します。
シアリスはPDE5を阻害することで、萎えにくい状態にして勃起を維持しますが、強い作用はないために、興奮が静まるとcGMPも減少して、勃起も自然と収まるようになっています。